
Edgar Degas エドガー・ドガ [フランス] 印象派
L'étoile de la danse (L'étoile ou danseuse sur scène)
踊りの花形(エトワール、又は舞台の踊り子) 1878年頃
この絵を観るためには多少の知識が必要です。ご説明しましょう。他の印象派と一線をおいたドガは目の病に侵されていました。モネやルノアールのように外の光が描けなかったのです。そのため彼は室内のバレエに魅せられていきます。当時バレエは今と全く異りパトロンを相手にしたものでした。パトロンとはお金を出す人です。この絵の背景には顔の見えないパトロンがいますがおそらく彼自身なのでしょう。光をおえなかった彼はバレエで人の動きを絵にしていきます。この絵は舞台上で繰り広げられる華やかな世界とは異なる、厳しいバレエの現実世界を容赦なく画面の中に描き出した作品なのです。彼はバレエの芸術性に気づいてゆきバレエの地位を高めようと努力をしていくのです。
どう観ても不思議な絵じゃないですか?ちょっと怖い気も・・
