薔薇色の衣装のマルガリータ王女

  • 2008.10.25 Saturday
  • 15:14
薔薇色の衣装のマルガリータ王女
ディエゴ・ベラスケス [スペイン]
Infanta Margarita hacia los tres años 1654年頃
薔薇色の衣装のマルガリータ王女

ベラスケスが、その成長を記録するかのように数枚制作したスペイン皇女マルガリータが3歳の頃の姿である。当時スペインにとって脅威となっていたルイ14世が統治するフランスに対抗するために、ローマ皇帝レオポルト1世との政略的婚姻し、スペインとオーストリアの同盟が成立させたが、その後マルガリータは22歳で没した。独特の筆触で晩年にたどり着いた手法と、豪華な衣服の薔薇色や輝くような絹地の銀灰色、重厚感に溢れる絨毯やカーテンの色彩的対比、画面左側に配されるガラスの花瓶に入った静物の描写ら、いまだ観るものを引き付ける。画家の中の画家と賞賛されて不思議は無い。

ラス・メニーナス(女官たち)

  • 2008.10.25 Saturday
  • 14:47
ラス・メニーナス
ディエゴ・ベラスケス  [スペイン]
Las Meninas  ラス・メニーナス(女官たち) 1657年

当時のスペイン国王フェリペ4世の娘である皇女マルガリータを中心に、数人の女官たちを描いた集団肖像画である。画面中央には自身の姿を巨大な鏡に映す皇女マルガリータ。画面最奥の鏡には国王フェリペ4世と女王マリアーナが映っており、この情景を温かく見つめている。さらに画面左側ではベラスケス本人と推測される画家が筆を手にしながら観る者と視線を交わらせている。当時の王室の生活のひとコマを、見事に計算された構図(アイデアでまとめた)で表現した本作は、多くの批評家や美術愛好家が古典絵画の傑作として一番に挙げられる作品でもあり、今なお人々を魅了し続けている。

キリストの磔刑(サン・プラシドのキリスト)

  • 2008.10.25 Saturday
  • 08:20
キリストの磔刑
ディエゴ・ベラスケス [スペイン]
Cristo Crucificado (Cristo de San Placido) 1632年頃
キリストの磔刑(サン・プラシドのキリスト)

ゴルゴダの丘で磔刑に処されるイエスを描いたベラスケスの宗教画。キリストに心を奪われがちであるが、その絵の描写力はすさまじい。男性の肉体をこのように美しくみせるのはただごとではない、手のひらに釘が打ってある様子など本物を忠実に描いたのではないかと疑いたくなる。キリストの最後を想像するなら、この絵のイメージから逃れられないだろう。見た者の脳裏に深く焼きつかせるような恐るべき絵である。

時代の違う、他の巨匠たちが彼を絶賛するのもうなずける。 

セビーリャの水売り

  • 2008.10.25 Saturday
  • 06:34
セビーリャの水売り
Diego Rodríguez de Silva y Velázquez
ディイゴ・ベラスケス
Aguador de Sevilla  1619年頃
セビーリャの水売り

若きベラスケスの早熟な才能が示される初期の代表作、おそらく20歳前後と考えられる。青年が水を買いに来た場面で、2つの水がめとガラスのグラスは恐るべし写実的であり、全体的な明暗対比がその若さですでに完成されているかのようである。水がめに水がこぼれている跡など時間が切り取られたかに感じる。

芸大目指している諸君たち! このくらいを目指してイケ!!!

PR

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< January 2018 >>

 【参考資料本】ue↑

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM