Andrew Wyeth アンドリュー・ワイエス [アメリカ] 1917生
クリスティーナの世界 1948年
ワイエスは水彩画家としてスタートし、リアリズムの代表的画家。クリスティーナは、ワイエスの別荘の近くに住んでいた女性で生来病弱で足が不自由な女性だ。何もかも自分の力でやってのける生命力に感動し、出会いの時からその死まで30年に亘ってこの女性を描き続けている。この作品は彼が目撃した彼女の日常だったらしい、彼女は当たり前のように自分の家にはって戻ろうとした。周りには車椅子など無くおそらくここまでも自力できたのだろう。誇張はされていると思うが想像を絶する光景である。この細い腕を動かす、何らかの力に心をうたれる。
彼女の視点から見える構図をとっています。
私たちの日々にある小さな悩みなど、なんでもないですね・・・